ふしりんごの保存は冷暗所で。

山忠の齊藤です。さて、お歳暮にむけて準備が着々と進んでいるのですが、夏には無かった商品、リンゴがお歳暮一般では登場します。

長野でリンゴと言えば、間違いなく「ふじ」でしょう。

りんご-2006この「ふじりんご」は赤みを増しても、綺麗なふじりんご独特のグラデーションが残り、「蜜」と呼ばれる半透明の部分が芯のほど近くに出来ます。

これは、リンゴ内部の糖分が集まって、こんな形になるのですが、育成期間と密接なつながりがあったんです。

その他で著名なリンゴといえば、「つがる」です。

このリンゴは「早生種(わせしゅ)」といいまして、リンゴの中でも比較的早い時期に収穫できる種類です。時期としてはおおよそ8月末から九月ぐらいが時期になるようです。

では、ふじはといえば、「晩成種(ばんせいしゅ)」といいまして、収穫時期の遅いリンゴになるんですね。

リンゴのシーズンというと秋のイメージがおありだとおもいますが、津軽はお盆過ぎ、ふじは年末前のイメージを持って頂けるといいんじゃないかなと思っています。

さて、少々脱線しましたが、「蜜」の話に戻しますと、秋も最初と最後では気候も天気も随分と変わってまいります。

夏の暑さに負けずに育った津軽は酸味が少なめで、果肉もやわらかめなのが特徴です。

たいして、ほとんど冬のような気候のなかで、凍らないようにその身をこわばらせているのが、ふじりんごなんですね。

そう、この寒さにあたる事が蜜が入る理由の一つだといわれています。

また、脱線してしまいますが、「寒〆ほうれん草」ですとか、「ちじみほうれん草」って、聞いたことありませんか?

本来有る程度の気温がないと作れないほうれん草を有る程度成長させたところで、「寒気」に充てると、ほうれん草内部で凍らないように、糖度が急激に上昇して、甘味の強いほうれん草ができるというのが「寒ジメほうれん草」なんですね。

これと同じ事が、リンゴでおきているのが「蜜」なんですね。

さらに、この蜜、比重が重たくて、リンゴの実自体は水に浮くのですが、この「蜜」の部分だけは水に沈むって話らしいんですね。

でも、リンゴのギフトが届いたら、気をつけてください。

ふじりんごに限らず、リンゴは熱に弱いので、廊下などの涼しい所で保管でして頂いた方が長持ちします。

普通は表面にキズ等がつくと、そこから痛みはじめるリンゴですが、この「蜜」入りリンゴだけは、その「蜜」から痛みはじめます。

外見ではわかりませんから、ぜひ冷暗所で。

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